SF短歌「アンモナイト」「鉄道」について |
SF短歌「アンモナイト」「鉄道」の画像の解説。 皆瀬氏はこっちがどんなビジュアルを作るのか、意識して歌を詠んでいるように思える昨今(^^;)。 今回は難題を持ちかけられたような気が……。 ●「アンモナイト」 アンモナイトといえば、化石の代名詞のようなもの。 とはいえ、化石をそのまま出しても芸がない(^^)。 ということで、ゼロからシーンを作った。 参考にしたアンモナイトは、「ペリスフィンテス」という種類。アンモナイトは総称なのである。 歌中では白亜紀をイメージしているが、恐竜のいた時代の全般にわたって、様々な種類のアンモナイトが生息していた。 白亜紀は今から1億4300万年前に始まり、6500万年前に終わった。この間7500万年も続いたことになる。 ペリスフィンテスは、白亜紀のあとの時代、ジュラ紀の生物だが、まぁ、形が美しかったのでよしとしよう(^^)。 ペリスフィンテスはPhotoshopで描いた。 背景は、3D景観作成ソフトのBryceを使ってレンダリングしたもの。 ●「鉄道」 これまた難題だった。 一般的なイメージの鉄道ではないだろうと思ったが、2本のレールというイメージも安直だと思った。 そこで超未来文明と古代文明のイメージを複合させることにした。 リング状の軌道は、おそらく超伝導リングである(^^)。それがなんの支えもなく宙に浮いているのは、未来技術のなせる技か。 古代文明の象徴でもあるピラミッドは、なにやらメカのようである。 とまぁ、適当にご想像あれ(^^)。 このイメージは、Bryceのみで作成した。 |