NOVEL AIRの紹介

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以下の活動状況は、2008年ころまでの足跡です。2017年以降は、毎月の定例会を除いて、主な活動は休止しています。

現在、会員募集は行っていません。
…が、定例会や当サイトへの参加は受けつけています。詳しくはお問い合わせください。


●ごあいさつ

 この度はNOVEL AIRのホームページをご覧頂きまして、ありがとうございます。

 当会は、広い意味でのSF&FANTASY小説の創作を志す創作者たちの集まりで、学生から社会人、家庭の主婦にいたるまで、社会的な枠組みを越えた方々がそれぞれのアプローチで創作に取り組んでいます。

 会の発足は1993年7月。より純粋に創作に打ち込める場を創り、常に新しい挑 戦を続けて行こうと、当会の前進である旧サークル「air」の五周年を節目として運営組織・方針を一新、まったく新進の創作系サークルとして立ち上げまし た。その成果が会の作品集として発行されている「NOVEL AIR本誌」の一冊目から如実に現れていると自負しております。

 肝心の作品の質にはまだまだ不満が残るのも事実ですが、会員が一生懸命に書いた作品には、その巧拙に関係なく、読み手の心に何かを残すいわば「妙味」とでも呼ぶべきものが必ず発見できるもの。そういった力強さや勢いを感じさせてくれる作者を私たちは熱望しています。

 これから書いてみたいなと思われる方、もうかなり書き慣れている方、参加して いただく方々の書き手としてのスタートラインはそれぞれに違うことでしょう。しかし、創作へと向かう気持ちが豊かなものであるならば、それぞれが開く SF・FANTASYの扉にはピートの信じる夏と同様、より大きなセンス・オブ・ワンダーの世界がきっと広がっているはずです。

 自由な思索性、イメージ伝達力、遊び心、メッセージ性……、こういう魅力的な役割を言葉に与えて、読む人をとらえる作品をどしどし発表してゆきたいとNOVEL AIRは考えています。

 皆様も会の概要や規約などをよくお読みになった上で、積極的に会活動への参加をいただけることを運営委員一同願っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

NOVEL AIR会長 千名民時


1、会の主な活動

 NOVEL AIRの活動は『4月~翌年3月まで』を一期間として区切ります。 『本誌の発行』『本誌投稿作の批評』『定例会の実施』『連絡誌の発行』  一期間活動の主軸となるのがこの四点です。それぞれの簡単な説明を以下に記します。

★本誌の発行★

 対外的な会の顔となるのが『NOVEL AIR本誌』です。本誌用作品規定に基づいた小説を会員の方々から募集し、運営委員の作品選考を経て掲載作を決定します。

 本誌はカラー表紙で商業誌なみの体裁を誇っており、イラストのレベルも高くビジュアル的にも評価をいただいています。会員の方々もこの本誌への掲載を一つの目標として、創作能力のレベルアップへと取り組んでいます。

 作品募集の締め切り日から編集・発行にいたるまでのスケジュールの組み立ておよびそれに従っての作業は、編集局が中心となっ て管理・進行しています。本誌の発行は会活動のメインイベントですから、会員の方々には予め発行スケジュールを連絡誌上などで報告し、必要に応じて進捗状 況をお知らせすること で、作業の現状をほぼ正確に把握いただいているわけです。しかしながら、運営スタッフも専業でサークル活動や制作作業に取り組んでいるわけではないので、 諸般の事情でスケジュールが遅れることが往々にしてあります。その点はご理解下さい。

 なお、惜しくも本誌への掲載がかなわなかった作品につきましても会員間の感想・批評は必ず行います(詳しくは「本誌投稿作の 批評」参照)。また、現在のところ原稿用紙50枚以内の短編小説を中心として活動を続けていますが、長編の感想が欲しいといった場合などは本部に送付いた だくことで、運営委員によるコメントを得ることもできます。)

☆☆ 本誌用作品規定の参考例 ☆☆

(1)○月○日まで必着。締め切り厳守。 ただし、作品の集まり具合や、提出予定者の事情によって、〆切を延長することもあります。

(2)ジャンルは広義のSF&FANTASY。(かなり範囲は広く、境界作品も可)

(3)基本として、400字詰原稿用紙50枚以内のオリジナル読み切り短編であること。(未完のシリーズものと判断されるも のは不可。ただし、完結した作品の続編や姉妹編ならば可) 。50枚以上の作品については、作品の内容や質によって編集委員の判断で、掲載の可否を決定します。

 また、投稿された作品は、本誌掲載前に会員に公開され、感想や推敲意見が出されます。作者には、出された意見を元に推敲をしていただきます。

(4)掲載は一人一作。ただし、応募自体は複数の作品での参加も可。その場合、なるべく三作までに絞ること。

(5)作品の投稿はフロッピーディスク、もしくは会員専用ページ内にあるファイル・アップロード掲示板への送付推奨。ただし、MS-DOSのテキストファイルにコンバータすること。また、郵送の場合には必ずプリントアウトした原稿も同封すること。

 ファイル・アップロード掲示板によるデータでの投稿の際には、ルビ文字や傍点の表記について、NOVEL AIR内のローカルルールがあります。詳細は入会したのちに、編集局にお問い合わせ下さい。

(6)プリントアウトもしくは手書き原稿のみで投稿する会員の方は、締め切りを二週間早く見積もること。

★本誌投稿作の批評★

 本部へと送られた本誌への投稿作品は、全作がNOVEL AIRの会員専用ページにて公開されます。もしくは先に作品の選定をおこない、惜しくも本誌掲載にいたらなかった次点作品集と掲載された本誌として二度に分けて届けられるかのいずれかの形で発表されます。

 その本誌への投稿作品に対して作品批評会の実施および作品評の発行をいたします。

 批評会は通常、午後4:00~6:00までで定例会の場でもある新宿の喫茶店にて行い、フリー参加です。毎回、熱気の溢れるムードで進行しますが、珍評・奇評も飛び出し、笑いの渦となることもしばしばです。批評会の内容は連絡誌にて報告します。

 作品評は原則として全会員提出が会の約束であり、投稿作の感想・批評を記入し、期日までに返送していただきます(投稿作品が会員に届いてから約一ヶ月)。それを運営委員がまとめたものを作品評として発行します。

 自分の作品に対してのレスポンスは、励みにも、勉強にも、落ち込む原因にもなりますが、この洗礼(?)を真摯に受けとめた方々は、次回作のレベルがアップしています。

本誌発行と並ぶ、会の代表的な活動の一つです。

★定例会の実施★

 月に一度、新宿の喫茶店(ルノアール)にて定例会を実施します。※現在は違う場所にて行っています。

 定例会では、各運営局からの連絡、会活動の打ち合わせなどを行い、あとはフリーもしくはテーマを定めたトーキングで、つまりは会員相互の親睦を図ること が目的のお茶会みたいなものです。思わぬ方向に話の花が咲き乱れ、お世辞にもまとまりがあるとは言えませんが、そこはやたらと真面目な部分と肩のこらない 雰囲気とを併せ持ったNOVEL AIRのこと。たとえば「キャラクター・メーキング」など創作と関わるテーマで開催される定例会や、本誌の作品批評会な どでは真面目部分が表に出てきてびしりと(?)決まり、会の面目躍如たりと言ったところです。

 定例会は、その月の最終日曜日の午後4:00~6:00として行うことが多いのですが、具体的な日時・場所はメーリングリストでお知らせしています。

 これとは別にチャットを利用した、オンライン定例会を月二回、第一、第三金曜日の午後11:00~午前3:00に開催しております。

★連絡誌の発行★

 毎月、連絡誌『大気通信』を発行します。(現在、事情により休刊中(^^;))
 各運営局からの連絡事項と会員の方々のお手紙などで構成され、ショート・ショートの投稿なども自由に行われています。定例会に参加の難しい会員の方々か らは大気通信を楽しみにしているとの意見も多く、その誌上を活躍の場としている方もいらっしゃって、定例会とはまた違った会の雰囲気を味わえます。

 また、会員専用掲示板とメーリングリストを開設しています。速報性の情報はこちらにてご案内しています。

2、会員種別と会費

●正会員…………小説の執筆をする、会の中核となる会員。NOVEL AIRの発行物・WEB上での作品発表・定例会・会員専用ページへのアクセス権、チャットミーティング・メーリングリスト・各種イベントに参加できます。
正会員でアートを描きたい場合には、アート会員と同様にアートを発表する資格があります。

●アート会員……主として本誌の挿し絵やイラストを描く会員。NOVEL AIRの発行物・WEB上での作品発表・定例会・チャットミーティング・メーリングリスト・各種イベントに参加できます。
アート会員でも、小説を書きたい場合には、正会員同様に発表する資格があります。

●特別会員………小説・イラストともに作品を会 誌に発表することはできませんが、購読賛助会員としてNOVEL AIRに関わりたい人を対象としています。発行される会誌・連絡紙も正会員同様に頒布されます。また、NOVEL AIRの主催する定例会・会員専用ページへのアクセス権、チャットミーティング・メーリングリスト・各種イベントにも参加できます。

正会員・アート会員

●一期分…………8000円
(NOVEL AIRの会費は一期間の主に会からの発行物にかかる経費から計算されたものです)。
納入時期・方法に関しては、会計局よりご報告いたします。通常は、4月末が新期間の締め切りとなり、定例会での直接支払い、現金書留、郵便局の定額小為 替、銀行口座へ振込などの方法があります。ご納入の確認後、会計局より領収書が発行されます。なお、銀行振込の場合には、振込時の受領書をもって領収書と させていただきます。

●特別会員………4000円(一期分)

補足・アート会員について

 当サークルでは、小説の創作が活動の中心ですが、アート面での充実も目指しています。また、SFアートで活動するサークルも 少ないため、そうした方たちのために微力ながら作品発表の場を提供したいと思っています。アート面での活動を希望する方は、申込書の会員選択欄をチェック して下さい。なお、会費や会員としての条件は小説の場合と同じです。

●正会員のアート会員による作品発表方法。

(1)本誌掲載の小説作品につける挿し絵として、編集局から依頼するアート作品の掲載が可能です。
 ※アート制作時には、編集局とのeメールやFAX等による、ラフ段階からの綿密な打ち合わせが必要とります。また、スケジュール的にも厳しくなることが あります。ご承知おき下さい。また、仕上がってきたイラストが、小説作品のイメージに合わない場合や、編集局の意向にそぐわない場合には、描き直しを指示 することもあります。

(2)オリジナルのアート作品の投稿、掲載が可能です。
 ※オリジナル作品の投稿を希望する場合には、その枚数(ページ数)及び作品の意図や企画内容を事前に編集局に相談して下さい。できれば、その作品のラフスケッチ(完成作品ならさらに良い)などを添えて頂けると助かります。
作品の掲載の有無については、小説作品と同様に、運営スタッフの判断によって決定します。掲載枠としてのページ数は、その企画内容にもよりますが、目安として一人当たり4ページくらいが限度かと考えています。

【お願い】 アート会員希望の方は、サンプル作品のコピー等を送って下さい。また、アートのテクニックやスタイルは時とともに変化していると思いますの で、まめに最新作のサンプルを送っていただいた方が、よろしいかと思います。なお、サンプル作品は原則として返却しませんので、ご了承下さい。

●正会員以外の描き手による挿し絵について。

 理想としては小説の挿し絵も正会員のメンバーによる、アート作品としたいところですが、小説作品と同様にレベルの高いものにしたいという希望がありま す。ことに、ビジュアルはまっさきに読者の目に入るものですから、その重要性はとても大きいといえます。また、絵の質やタイプ、そして誌面に変化を付ける 意味から、外部の描き手に依頼することもあります。ただし、なるべくなら会員の描き手を優先したいとは考えています。

 正会員ではない描き手(特別会員含む)には、上記(2)のオリジナルのアート作品を投稿する権利はありません。正会員ではない描き手は、こちらから依頼する場合のみとなります。

3、会の運営機構

編集局、事務局、会計局を運営組織として設けています。

編集局…版下作成、印刷手配など本誌発行の要所。

事務局…会員の窓口。連絡誌の発行、定例会の実施。

会計局…会の大蔵省。運営費の管理。一期間の予算編成案作成、収支報告。

この各運営局の代表と会長および会長補佐が運営委員として会を運営しています。


現在の活動状況

NOVEL AIRの現在は、毎月第3日曜日の定例会を行う、親睦会として存続しています。
したがって、会費はなく、会誌の発行も行っていません。

月に一度、顔を合わせて、SF談義や雑談をしたり、小説や映画の論評などで語り合っています。ある意味、これがメンバーとの接点であり、憩いの場でもあります。

もし、定例会に参加してみたいという方は、ご連絡を頂ければ日時と場所をご連絡します。

創作に意欲的なメンバーは、個々に活動し、作品を発表しています。